更年期という言葉に、どんなイメージを持っていますか?
・女性として機能しなくなる
・老化が始まる
・イライラする
・不調ばかりが増える
そんな少しネガティブな印象を持つ方も多いかもしれません。
実際に誰かが怒っていたり感情的になっていたりすると、
「更年期なんじゃない?」
そんな言葉が陰で使われることもあります。
だからこそ、
「私はまだ更年期じゃない」
「更年期だと思いたくない」
そう感じる方も少なくないのだと思います。
でも私は、更年期は決して悲観する時期ではないと思っています。
更年期とは、繁殖のための身体から、育み支えるための身体へと移行する時期です。
女性ホルモンであるエストロゲンは、妊娠や出産を支える大切なホルモンです。
そのエストロゲンが大きく変化することで、身体も心も今までとは違う状態になります。
これは病気ではありません。
身体が次のステージへ進むための自然な変化です。
私は仕事柄、多くの女性とお会いしてきました。
その中で、
「私は更年期症状なんてなかったわ」
と言われる方もたくさんいらっしゃいます。
でもお話を聞いていると、
眠れなかった時期があったり、
急に汗をかくようになったり、
疲れやすくなったり、
気分の浮き沈みがあったり、
振り返ると更年期と思われる変化が見られることも少なくありません。
ただ、
忙しすぎて気付かなかった。
更年期だと思いたくなかった。
そのようなケースも多いように感じています。
更年期は血液検査だけで明確に診断できるものではありません。
年齢や症状、月経の変化などを総合的に見て判断していきます。
だからこそ、
「まだ大丈夫」
と思っているうちに、身体は少しずつ変化していることがあります。
私は30代後半頃から、
「これからエストロゲンは減っていく」
ということを知識として持っておくことは、とても大切だと思っています。
知っているだけで、
身体の変化を受け止めやすくなり、
必要以上に不安にならずに済むからです。
私自身、更年期の入り口に立った今だからこそ思います。
更年期は失う時期ではありません。
これまで家族や仕事のために頑張ってきた女性が、これからの人生をどう生きるかを考える大切な節目なのだと思います。
子どもを育てる時期から、自分自身を育てる時期へ。
そして私が考える「育てる」とは、自分だけのことではありません。
年齢を重ねても、自分の身体を大切にしながら人生を楽しんでいる。
新しいことに挑戦しながら、自分らしく生きている。
そんな先輩女性の姿そのものが、次の世代への大きなメッセージになると思うのです。
「年を重ねるのも悪くないな」
「更年期って怖いものじゃないんだな」
「人生はまだまだ続いていくんだな」
そう思える大人が身近にいることは、若い世代にとって大きな安心になります。
健康も同じです。
身体の変化を受け入れながら、自分を大切にしている姿は、次の世代の健康意識にもつながっていきます。
私は、更年期以降の女性の役割とは、ただ年齢を重ねることではなく、自分らしく生きる背中を見せることなのではないかと思っています。
安心して年齢を重ねること。
人生の後半を楽しむこと。
自分の身体を大切にしながら、自分らしく生きること。
そして、その姿を次の世代へと繋いでいくこと。
それこそが、繁殖から育成へと移行する私たち世代に与えられた新たな役割なのかもしれません。
次の世代が年齢を重ねることを恐れるのではなく、楽しみにできる社会へ。
更年期は終わりではなく、人生をより豊かに生きるための新しい始まりなのだと、私は思っています。
Salonゆう
住所:静岡県浜松市浜名区染地台1丁目43−29 レラハウスⅢ
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