先日、あるママ友さんから
こんなお話を聞きました。
お子さんの
スポーツクラブの役員を
お願いされた時のこと。
「今は子どもに手がかかるので、
もう少し後にしてほしい」
そう伝えたところ、
返ってきた言葉は、
「みんなやっているよ」
「妊婦さんもやっていたよ」
だったそうです。
その話を聞いた時、
私の頭に浮かんだのは、
「みんなって誰?」
という言葉でした。
もちろん、
悪気があったわけではないと思います。
実際に妊婦さんでも
役員をやった方がいたのでしょう。
子育てをしながら
役員をこなしてきた方も
たくさんいるのでしょう。
でも私は、
その言葉に少し怖さを感じました。
なぜなら、
「みんな」
という言葉の中に、
目の前のその人が
消えてしまうからです。
子どもの年齢も違う。
仕事の状況も違う。
家族のサポート体制も違う。
体力も違う。
心の余裕も違う。
同じ人なんて一人もいません。
それなのに、
「みんなやっている」
という言葉は、
まるで自分の感覚よりも、
周りに合わせることを
優先させてしまう力を持っています。
そして私は、
この構図を
サロンでも何度も見てきました。
「みんな頑張っているから」
「私もやらなきゃ」
「私だけ休むわけにはいかない」
そんな言葉を胸の中で繰り返しながら、
限界まで頑張っている女性たちです。
でも身体は正直です。
肩こり。
頭痛。
眠れない。
休日は寝て終わる。
イライラする。
疲れているのに頑張り続ける。
それでも、
「まだ大丈夫」
と言い聞かせる。
そして気が付いた時には、
心も身体も
余裕を失ってしまうのです。
私は看護師として
働いていた頃から感じていました。
人は突然倒れるわけではありません。
身体は
ずっと前から
サインを出しています。
でも真面目な人ほど、
そのサインよりも、
「周りはもっと頑張っている」
を優先してしまうのです。
だから私は、
「みんなやっている」
という言葉よりも、
「あなたはどう?」
という問いを
大切にしたいと思っています。
今のあなたに余裕はありますか?
笑えていますか?
眠れていますか?
子どもとの時間を楽しめていますか?
自分の身体の声を聞けていますか?
予防医療とは、
病気にならないための
知識だけではありません。
自分の身体や
心の小さな変化に気付き、
無理を重ねる前に
立ち止まることでもあります。
疲れ切ってから休むのではなく、
疲れ切る前に休む。
限界を超えてから
助けを求めるのではなく、
限界を超える前に助けを求める。
それは弱さではありません。
自分を大切にする力です。
そして私は、
自分を大切にできる人ほど、
家族も大切にできると思っています。
「みんなはどうか」
ではなく、
「私はどうか」。
その問いを、
時々自分自身に向けてみてください。
もしかしたら、
身体がずっと前から
伝えてくれていた声に
気付けるかもしれません。
Salonゆう
住所:静岡県浜松市浜名区染地台1丁目43−29 レラハウスⅢ
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