「男女平等」
「共働き」
そんな言葉を聞くたびに、
私は少し立ち止まって
考えてしまいます。
本当に、
平等になったのでしょうか。
確かに、
昔とは変わったこともあります。
夫婦別財布も増えました。
お互いの収入はそれぞれが管理し、
通帳も本人しか
扱えない時代になりました。
女性も働くことが当たり前になり、
「共働き」が珍しくなくなりました。
でも、その一方で、
変わっていないものもあります。
子どもの学校行事は
母親が参加することが多い。
子どもが熱を出せば、
母親が仕事を休み、迎えに行く。
献立を考え、買い物をし、食事を作る。
洗濯をし、掃除をし、
子どもの支度をし、
寝かしつける。
そして翌朝は、
誰よりも早く起きて
家族を送り出す。
もちろん、
すべての家庭ではありません。
でも、こうした役割を
女性が多く担っている家庭は、
今も少なくないように感じます。
一方で、
「もっと収入を増やそう。」
「女性もキャリアを築こう。」
そんな言葉もよく耳にします。
でも私は、ずっと疑問でした。
その時間は、
一体どこにあるのでしょう。
同じ24時間なのに、
女性だけが二つ、三つの
仕事を抱えているような毎日。
それでも
「もっと頑張ればできる」
と言われ続けたら、
苦しくなるのは当然です。
だから私は、
何度も周りから
言われた言葉があります。
「夫と話し合ってみたら?」
「お願いしてみたら?」
「甘えることも大切だよ。」
もちろん、
それで変わるご家庭もあります。
でも、
相手に変わる意思がなければ、
こちらだけが努力を重ねても
現実は変わりません。
お願いするたびに傷つき、
期待するたびに落胆し、
最後には
「私の伝え方が悪いのかな」
と自分を責めてしまう女性もいます。
だから私は思うのです。
相手を変えることを、
自分の人生の目的にしなくていい。
変えられるのは、
相手ではなく、
自分の選択だからです。
結婚したからといって、
私は誰かのものではありません。
母親になったからといって、
自分の人生が
終わるわけでもありません。
私は私です。
子どもを産むことを選んだのも私。
育てることを選んだのも私。
それは
「家族のためだけ」ではなく、
私自身が望んだ人生でもあります。
だからこそ、
その人生を最後まで大切にしたい。
私は、
「家族のため」と「自分のため」は
対立するものではないと思っています。
自分が健康でいること。
笑顔でいること。
学び続けること。
働くこと。
経済力を少しずつ育てること。
身体を整えること。
それは決して、
自分勝手なことではありません。
未来の自分への責任です。
そして、
その姿を見て育つ子どもたちは、
「大人になるって、
自分らしく生きていいんだ」
と自然に感じるはずです。
私たちは、子どもに
「自分の人生を大切にしてね」
と伝えたいと思っています。
でも、もし親である私たちが、
自分の人生を後回しにしてばかりいたら、
その背中から何を学ぶのでしょうか。
子どもは、
言葉よりも生き方を見ています。
だから私は、
究極の選択を
勧めたいのではありません。
離婚を勧めたいわけでもありません。
夫婦の形を否定したいわけでもありません。
伝えたいのは、
もっと小さなことです。
今日、自分のために5分使うこと。
身体を大切にすること。
未来のために学ぶこと。
少しずつ経済力を育てること。
「私はどう生きたいのだろう」と、
自分に問いかけること。
人生の主導権を、
少しずつ自分の手に戻していくこと。
自己犠牲を卒業するとは、
誰かを責めることではありません。
誰かを変えることでもありません。
自分の人生を、
自分で選び続けることです。
私は、そう生きたい。
そして、
そんな女性が一人でも増えたら、
社会は大きな声ではなく、
一人ひとりの生き方から
静かに変わっていくと信じています。
Salonゆう
住所:静岡県浜松市浜名区染地台1丁目43−29 レラハウスⅢ
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