看護師として気づいたこと。洞察力がある人ほど、生きづらさを抱えやすい。

看護師として気づいたこと。洞察力がある人ほど、生きづらさを抱えやすい。

看護師として


多くの方と関わる中で、


ずっと感じていることがあります。




それは、


洞察力がある人ほど、


生きづらさを抱えやすい


ということです。




洞察力とは、


ただ物事を見抜く力ではありません。




相手の表情のわずかな変化。




「大丈夫です。」という言葉の奥にある、


本当の気持ち。




その場の空気や、言葉にならない違和感。




そんな小さな変化を、


自然と感じ取ってしまう力です。




本人は


見ようとしているわけではありません。




知りたくなくても、


なんとなく分かってしまう。




だからこそ、


人より少し先まで考え、


自然と行動してしまうのです。




看護師の仕事でも、


そう感じる場面はたくさんあります。




例えば採血。




患者さんが


苦しくない姿勢になるよう


気遣っているうちに、




自分の方が


無理な姿勢に


なっていることがあります。




患者さんの不安が


少しでも和らぐようにと、


予定より長く話を聞くこともあります。




次の仕事が待っていても、


「この方には今、この時間が必要かもしれない。」




そう思うと、


自分の時間や労力を


削ってしまう。




そんな小さなことの積み重ねです。




一つひとつは


決して大きなことではありません。




でも、


その「少し」が毎日積み重なると、


自分でも気づかないうちに、




心にも体にも


負担が蓄積していきます。




これは看護師だけではありません。




家庭でも、


職場でも同じです。




子どもの表情を見て、


「今日は何かあったのかな」と気づく。




職場の空気を感じて、


「私が動けば、この場は丸く収まる」と思う。




相手にも


事情があることが分かるから、




自分が少し


我慢すればいいと思ってしまう。




それは、


自分を犠牲にしたいから


ではありません。




相手の立場に立って


考えられる人だからです。




相手の気持ちが


見える人だからです。




その優しさがあるからこそ、


多くの人に安心を与えています。




でも、


その一方で、




一番後回しになってしまうのは、


自分自身。




人の小さな変化には気づけるのに、


自分の疲れには気づかない。




「まだ大丈夫。」


「もう少し頑張れる。」




そう言い聞かせながら


走り続け、




気づいたときには


心も体も限界になっている。




そんな方を、


私はたくさん見てきました。




時々、思うことがあります。




少しくらい鈍感な方が、


生きるのは楽なのかもしれない、


と。




でも、


その洞察力は


決して弱さではありません。




誰かを安心させ、


誰かを支え、


誰かを救ってきた、


あなたの大切な力です。




だからこそ、


その力を誰かのためだけに


使うのではなく、




自分にも


向けてあげてほしいのです。




「今日は疲れているな。」


「本当は無理をしているな。」


「少し休みたいな。」




そんな自分からの


小さなサインにも


気づいてあげてください。




人を思いやることができる人は、


本当は自分のことも大切にできる人です。




洞察力とは、


人を見る力だけではありません。




自分の心の声にも


耳を傾けられたとき、




その洞察力は、


あなた自身を守る力にもなる。




私は、そう信じています。

----------------------------------------------------------------------

Salonゆう

住所:静岡県浜松市浜名区染地台1丁目43−29 レラハウスⅢ

----------------------------------------------------------------------

NEW

VIEW MORE

CATEGORY

ARCHIVE

TAG