患者さんより先に死ぬかもしれない。そう思っていた看護師の私が気づいたこと

患者さんより先に死ぬかもしれない。そう思っていた看護師の私が気づいたこと

患者さんより先に、


私が死ぬかもしれない。




看護師だった頃、


本気でそう思っていました。




休憩なんて、ないようなもの。




食事は楽しむためではなく、


生きるために流し込むもの。




お風呂はリラックスではなく、


清潔を保つため。




睡眠は、


「削れる時間」だと思っていました。




家に帰っても、


ナースコールの幻聴が聞こえる。




休みの日も、


「あの処置、やり忘れていないかな」


と気になって心が休まらない。




熱が出ても、


解熱剤を飲んで


何事もなかったように出勤する。




患者さんには、


「自分を大切にしてくださいね。」


そう伝えていたのに、




一番、


自分を大切にしていなかったのは、


私でした。




だから今、


「自分を大切にしてください」


と言われても、




その意味が


分からない人の気持ちが


分かります。




私も、分からなかったからです。




でも、ある時、


気づきました。




私の身体は、


私の思考を実現させようと、


24時間365日働き続けてくれていた。




「子どもを抱きしめたい。」


そう思えば、


腕を動かしてくれる。




「誰かを助けたい。」


そう思えば、


その場所まで連れて行ってくれる。




「夢を叶えたい。」


そう思えば、


今日も動き続けてくれる。




私の思いを


現実に変えてくれているのは、


いつも身体でした。




私は「頑張ろう」と思うことばかりで、


その身体には、


頑張ることばかり求めていました。




休むことも、


労わることも、


感謝を伝えることもなく。




でも、


文句ひとつ言わず、




心臓は動き続け、


呼吸は続き、




身体は


私を


生かし続けてくれていました。




そう思った時、


この身体は、




私が好き勝手に


使うためのものではない


と思いました。




私の人生をともに歩み、


私の思いを形にしようと、


今日も働き続けてくれている、




かけがえのない存在。




だから、


自分を大切にすることは、


甘やかすことではありません。




この身体に感謝し、


大切に扱うこと。




それが、


自分を大切にする


ということなのだと思います。




そして私は、


自分の身体を


大切にできるようになってからのほうが、




人の苦しみに、


より深く寄り添えるようになりました。




自分の命を大切にできて初めて、


人の命を大切に守り続けられる。




自分を満たして初めて、


本当の意味で


人を支えられる。




そして、


それができて初めて、


人を救えるのだと、


私は思っています。



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Salonゆう

住所:静岡県浜松市浜名区染地台1丁目43−29 レラハウスⅢ

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