更年期という言葉を聞くと、
「体力が落ちる」
「老化が始まる」
「不調が増える」
そんなイメージを
持つ方も少なくありません。
実際に、
ホットフラッシュや不眠、
疲れやすさ、
気分の落ち込みなど、
これまで感じたことのない
身体の変化に戸惑う方も
多くいらっしゃいます。
でも私は、
看護師として
多くの女性を見てきた中で、
更年期は
単なる不調の時期ではない
と思っています。
むしろ、
人生の
次のステージへ進むための
準備期間。
そんな意味を持つ時期
なのではないでしょうか。
子育て真っ最中の方。
子どもが巣立ち、
自分の時間が少しずつ増えてきた方。
子どもを持たず、
自分らしい人生を歩んできた方。
置かれている状況は人それぞれです。
でも
共通していることがあります。
それは、
これまで
誰かのために使ってきたエネルギーを、
少しずつ
自分自身にも向ける時期が
やってくること。
ということです。
私たち女性は、
気付かないうちに
たくさんの役割を背負っています。
母親。
妻。
娘。
嫁。
職場の責任ある立場。
地域の役員。
介護する側。
支える側。
誰かのために
動くことが当たり前になり、
「自分はどうしたいのか」
を後回しにしてしまうことがあります。
むしろ、
考える暇すら
なかった方もいるかもしれません。
だからこそ更年期は、
身体の不調を通して、
「少し立ち止まりませんか?」
と人生から
問いかけられている時期
なのだと思うのです。
これまでと同じやり方では
身体がついていかない。
無理が効かなくなる。
頑張り続けることが苦しくなる。
それは決して
弱くなったからではありません。
身体が、
「これからも同じ生き方を続けますか?」
と教えてくれているのかもしれません。
Salonゆうに来られる方の中にも、
とても真面目で
責任感が強く、
周りを優先できる方が
たくさんいらっしゃいます。
でもお話を伺っていると、
身体の不調以上に、
「自分が何をしたいのか分からない」
とおっしゃる方が少なくありません。
肩こりよりも。
頭痛よりも。
検査結果よりも。
私は
そこに大切なサインが
隠れているように感じます。
身体の感覚が鈍くなると、
自分の気持ちも分からなくなります。
疲れているのに頑張る。
休みたいのに動く。
嫌なのに引き受ける。
本当は助けてほしいのに我慢する。
そんな状態が続くと、
身体も心も
少しずつ悲鳴を上げ始めます。
だから私は、
更年期を
「治すべき時期」とだけ
捉えていません。
もちろん
身体を整えることは大切です。
栄養も必要です。
睡眠も必要です。
運動も必要です。
でも、それと同じくらい大切なのは、
私はこれからどう生きたいのだろう。
という問いに向き合うこと。
人生100年時代と言われています。
50歳はゴールではありません。
まだ人生の折り返し地点です。
これから先の数十年を、
我慢しながら生きるのか。
自分らしく生きるのか。
その分岐点になるのが、
更年期なのかもしれません。
自分を大切にすることは、
わがままではありません。
自分を満たすことは、
逃げることでもありません。
自分の「こう生きたい」に
応えていくこと。
それは結果として、
家族を大切にすることにつながり、
地域を支えることにつながり、
社会への貢献にもつながっていく。
私はそう思っています。
更年期は衰えの始まりではなく、
これからの人生を
自分らしく生きるための
再スタート。
身体の声に耳を傾けながら、
「私はどう生きたい?」
そんな問いを、
自分自身に投げかけてみませんか。
更年期は、
人生を諦める時期ではなく、
人生を取り戻す時期
なのかもしれません。
Salonゆう
住所:静岡県浜松市浜名区染地台1丁目43−29 レラハウスⅢ
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