8月になると、
広島、長崎、
そして終戦の日を迎えます。
毎年この時期になると、
私は看護師として出会ってきた
患者様のことを思い出します。
24年間看護師として
病院や施設で働く中で、
戦争を経験された多くの方から、
その時のお話を
聞かせていただきました。
そのお話は、
歴史の授業で学ぶ出来事とは
全く違いました。
目の前で起きたこと。
失った家族。
焼け野原になった町。
飢え。
恐怖。
「もう二度と
あんな時代を繰り返してはいけない。」
そう語られる姿を前にすると、
その時代の光景が目の前に広がるようで、
言葉にならない思いになりました。
私はその頃から、
ずっと考えてきました。
平和とは何なのだろう、と。
私は、
戦争の恐ろしさは、
人が人を
「かけがえのない命」
としてではなく、
「目的のための手段」として
扱うようになってしまうこと
ではないかと感じています。
国のためだから。
勝つためだから。
仕方がないから。
そんな言葉の中で、
一人ひとりの命が、
まるで駒のように扱われてしまう。
でも、
戦争は
一人では起こりません。
その考えに
共感する人が増え、
「それでいい」という
空気が広がったとき、
大きな悲劇に
なっていくのだと思います。
私は、その始まりは
決して特別な場所だけではない
と思っています。
私たちの日常にも、
小さな形で
存在しているのではないでしょうか。
例えば、
自分自身を道具のように扱うこと。
疲れていても休まない。
肩が痛くても我慢する。
身体が硬くても「年齢だから」と諦める。
呼吸が浅くても気づかない。
身体が発しているサインを、
「まだ頑張れる」と
押し込めてしまう。
そんな毎日を
続けているうちに、
それが
当たり前
になってしまいます。
Salonゆうで私がお伝えしている
「身体への無理を減らす」とは、
予定を減らすことだけではありません。
身体の中に
積み重なり、
感じることさえ
難しくなってしまった無理を、
一つずつ
ほどいていくことです。
硬くなった筋肉。
歪んだ姿勢。
我慢が癖になった痛み。
浅くなった呼吸。
身体は、
本当によく頑張っています。
その無理が
少しずつなくなっていくと、
身体は
本来の力を取り戻します。
結果として、
痩せやすくなり、
動きやすくなり、
疲れにくくなり、
元気な身体へと変わっていく。
だから私は、
「痩せること」を
ゴールにはしていません。
身体を大切にした
結果として、
健康も、見た目も、人生も
変わっていくと
信じているからです。
そして、
もう一つ思うことがあります。
自分を大切にできる人は、
人を大切にできる。
自分の痛みに耳を傾けられる人は、
人の痛みにも耳を傾けようとする。
逆に、
自分の身体を道具のように
扱うことが当たり前になってしまうと、
人にも同じような
厳しさを
向けてしまうことがあります。
だから私は、
「自分の身体を大切にすること」は
決して
自分勝手なことではない
と思っています。
それは、
家族を大切にすることにつながり、
周りの人を大切にすることにつながり、
その輪が広がっていくことこそ、
本当の平和なのではないでしょうか。
戦争を経験された方々が、
命を懸けて私たちに伝えてくださった願い。
「もう二度と繰り返してはいけない。」
その願いを受け取った一人として、
私は看護師であり、
予防医療に携わる者として、
これからも伝え続けたいと思います。
まずは、
自分の身体を
大切にすることから。
身体の声に
耳を傾けることから。
その小さな積み重ねが、
自分自身の平和になり、
大切な人の平和になり、
未来の平和につながっていくと、
私は信じています。
Salonゆう
住所:静岡県浜松市浜名区染地台1丁目43−29 レラハウスⅢ
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