今日は、とても素敵な方に出会いました。
木にぶら下げたブランコ。
森の中を自由に走り回る子どもたち。
ミシンを使い、釣りをし、川で遊ぶ。
今の時代では、「危ないから」と敬遠されそうなことばかりです。
だからこそ、私は惚れ込みました。
そして、再来年の次女の分まで申し込みをしてきました。
今の社会は、何か一つでも事故やトラブルが起きると、そのもの自体が禁止されてしまうことが少なくありません。
もちろん安全は大切です。
命を守ることは何より重要です。
でも私は時々思うのです。
本当に子どもたちから守るべきものは何なのだろう、と。
木から落ちる経験。
川の流れの怖さを知る経験。
道具の扱い方を学ぶ経験。
自然の中で自分の判断で行動する経験。
そうした体験の中で、人は危険を知り、自分を守る力を身につけていくのではないでしょうか。
危険を完全になくすことと、生きる力を育てることは、時に両立が難しいこともあります。
だからこそ、その方が守り続けているものには大きな価値を感じました。
さらに私が感動したのは、その方がコロナ禍を乗り越えてこられたことでした。
あの時代、多くのことが制限されました。
人と会うこと。
集まること。
自然の中で学ぶこと。
子どもたちの体験の場も次々と失われていきました。
そんな中でも、その方は信念を曲げることなく続けてこられたのです。
決して反発ではありません。
流行や空気に流されるのではなく、
「子どもたちに本当に必要なものは何か」
を考え続けた結果だったのだと思います。
信念とは、大きな声で主張することではありません。
周囲がどうであっても、自分が大切だと思うことを静かに守り続けること。
その姿に深い尊敬を感じました。
そしてもう一つ。
その方は年配の方でした。
だからこそできることがある。
私はそう感じました。
最近は年齢を重ねることに対して、どこか後ろ向きなイメージを持つ人も少なくありません。
定年。
引退。
老後。
まるで人生の役割が終わるかのような言葉が並びます。
でも本当にそうでしょうか。
人生経験を積んだからこそ見えるものがあります。
失敗を重ねたからこそ分かることがあります。
時代の変化を見てきたからこそ伝えられることがあります。
若さには若さの価値があります。
けれど、年齢を重ねた人にしか持てない価値も確かに存在します。
私は看護師として多くの人生に触れてきました。
そして今はサロンという場所で、一人ひとりの身体と向き合っています。
その中で感じるのは、
「何歳になっても終わりではない」
ということです。
40代だから。
50代だから。
60代だから。
そんな理由で人生が終わるわけではありません。
むしろ、その年代だからこそ果たせる役割がある。
その年代だからこそ伝えられる経験がある。
その年代だからこそ残せるものがある。
今日出会った方を見ていて思いました。
人生は、自分が何を得るかだけではなく、
「何を残すか」
なのかもしれません。
次の世代に何を手渡したいのか。
どんな価値観を残したいのか。
どんな社会をつくりたいのか。
それを考えながら生きる人は、本当に美しい。
私もまた、
「医療に頼らなくて済む人を増やし、本当に医療が必要な人に医療が届く社会へ」
という想いを持って活動しています。
年齢を重ねることは終わりではありません。
経験を価値に変え、次の世代へ手渡していく始まりです。
今日の出会いは、そんなことを改めて教えてくれた、大切な一日でした。
Salonゆう
住所:静岡県浜松市浜名区染地台1丁目43−29 レラハウスⅢ
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