看護師として長年医療の現場に立ってきた私には、ずっと感じていたことがあります。
それは、
「もっと早く気づけていたら」
「もっと前から自分の身体と向き合えていたら」
そう思う場面があまりにも多かったことです。
医療は本来、とても素晴らしいものです。
救急医療も、手術も、薬も、検査も。
多くの命を救い、多くの人の人生を支えています。
だから私は医療を否定したいわけではありません。
むしろ医療者だからこそ、医療の価値を誰よりも知っています。
ですが、その一方で感じていたことがあります。
本来なら予防できたはずの不調。
生活習慣を少し見直せば改善できたかもしれない症状。
疲労の蓄積による身体からのサイン。
そうしたものが積み重なり、気づいた時には病気として現れてしまう方も少なくありません。
身体は突然壊れるわけではありません。
眠れない。
疲れが抜けない。
肩こりや頭痛が続く。
便秘になる。
イライラする。
生理周期が乱れる。
朝起きても疲れている。
こうした小さなサインを、私たちはつい「まだ大丈夫」と見過ごしてしまいます。
でも実は、その段階こそが一番大切なのです。
病気になってから治療することも大切。
しかし、その前にできることもたくさんあります。
私はサロンを始めてから、そのことをさらに強く感じるようになりました。
お客様の多くは病気ではありません。
けれど、
「なんとなく不調」
を抱えています。
病院へ行くほどではない。
検査をしても異常はない。
でも元気ではない。
そんな方が本当にたくさんいらっしゃいます。
そして、その不調の背景には、
・頑張りすぎ
・休めない生活
・慢性的なストレス
・睡眠不足
・栄養バランスの乱れ
・身体の緊張
などが隠れています。
だから私は、病気を治すことではなく、
「病気になる前の身体を支えること」
を大切にしています。
それが予防医療だと思うからです。
これから日本は超高齢社会がさらに進みます。
医療費も増え続けるでしょう。
医療従事者不足も深刻になっていくかもしれません。
そんな時代だからこそ必要なのは、
「何かあったら病院へ行く」
だけではなく、
「日頃から自分の身体を整える」
という考え方ではないでしょうか。
自分の身体に責任を持つこと。
無理をしすぎないこと。
身体の声を聞くこと。
休む勇気を持つこと。
これは自己責任論ではありません。
病気になる人を責めたいわけでもありません。
誰だって病気になることはあります。
私自身もそうです。
だからこそ、
防げるものは防ぎ、
減らせる負担は減らし、
必要な時にはしっかり医療を受ける。
そのバランスが大切だと思うのです。
看護師として病院で働いてきたからこそ思います。
本当に医療を必要としている方がいます。
命に関わる病気と向き合っている方。
治療を続けながら懸命に生きている方。
医療がなければ生活が成り立たない方。
だから私は、
「医療に頼らなくて済む人を増やし、本当に医療が必要な人に医療が届く社会」
を目指したいのです。
そのために私ができることは、
病気を診ることではなく、
病気になる前の身体を整えるお手伝い。
自分の身体に目を向けるきっかけを作ること。
休むことの大切さを伝えること。
健康を失う前に気づける人を増やすこと。
そんな小さな積み重ねだと思っています。
予防は、未来への贈り物です。
今日の選択が、
5年後、10年後の身体をつくります。
自分らしく働き続けるために。
大切な家族と笑顔で過ごすために。
そして、本当に医療を必要としている人が、必要な時に必要な医療を受けられる社会であるために。
私はこれからも、予防医療の大切さを伝え続けていきたいと思います。
Salonゆう
住所:静岡県浜松市浜名区染地台1丁目43−29 レラハウスⅢ
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