私は施術をしながら、
いつも感じることがあります。
長年積み重ねてきた
身体の硬さや痛みは、
単なる
筋肉の問題だけでは
ないということです。
もちろん、
姿勢や運動不足、
加齢も関係します。
でも、それだけでは
説明できない
身体があります。
肩に触れた瞬間、
「ずっと頑張ってこられたんですね。」
そんな言葉が
自然と出てしまう方がいます。
すると、
多くの方が涙を流されます。
身体は、
その人が歩んできた人生を
覚えているように感じるのです。
私は24年間、
看護師として
多くの患者さんと向き合ってきました。
そして介護会社では役員として、
現場と経営の両方を
経験しました。
管理職になるほど、
仕事を抱え込む人が多い。
特に
女性の中堅管理職は、
誰よりも苦しそうでした。
上司の立場もわかる。
部下の気持ちもわかる。
利用者さんやご家族の思いもわかる。
だからこそ、
誰にも頼めない。
「この人も忙しいから。」
「ここで私が断ったら困るだろう。」
「私がやった方が早い。」
そうやって
仕事を引き受け続けます。
周りから見れば、
とても頼れる人です。
でも、
その人の身体は
少しずつ
悲鳴を
上げています。
肩は石のように硬くなり、
呼吸は浅くなり、
頭痛や首の痛みを
「いつものこと」と言い、
眠れなくても、
疲れが取れなくても、
「まだ頑張れる。」
そう言い聞かせてしまう。
私はそんな方を、
何十人も見てきました。
でも、それは
仕事だけではありません。
家でも同じです。
母として。
妻として。
娘として。
「私が我慢すれば丸く収まる。」
そうやって
何十年も生きてきた人ほど、
自分の身体の声が
聞こえなくなってしまいます。
そして、
人間関係に疲れた
と言います。
私は思うのです。
人間関係に
疲れているのではなく、
本当は、
自分を後回しにし続ける生き方に
疲れているのではないかと。
「もっと自分を大切にしましょう。」
そう言われても、
すぐにはできません。
何十年も
積み重ねてきた思考は、
一日では変わらないからです。
でも、
不思議なことがあります。
身体が緩むと、
心も少しずつ緩み始めます。
呼吸が深くなり、
「今日は休もう。」
「少しお願いしてみよう。」
「私も大切にしていいんだ。」
そんな言葉が、
自然と出てくる方が
たくさんいます。
私はこれまで何度も、
その瞬間に立ち会ってきました。
だから私は、
身体を整える仕事をしています。
肩こりをなくすためだけでも、
痩せるためだけでもありません。
身体が変わることで、
生き方まで
変わる人を
見てきたからです。
身体を整えることは、
自分を大切にする練習。
そして、
生き方を整える第一歩なのだと、
私は信じています。
Salonゆう
住所:静岡県浜松市浜名区染地台1丁目43−29 レラハウスⅢ
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