「人間関係に疲れました。」
看護師時代も、
介護会社で役員として働いていた頃も、
そして今、サロンに来られるお客様からも、
本当によく聞く言葉です。
職場の人間関係。
家族との関係。
夫婦関係。
子育て。
介護。
ママ友との関係。
でも、
お話を聞いていると、
私はいつも思うことがあります。
本当に疲れているのは、
人間関係なのでしょうか。
私は24年間、
看護師として多くの患者さんと
向き合ってきました。
その後は介護会社の役員として、
現場と経営の間に立ち、
多くの職員と関わってきました。
そこで共通して感じたことがあります。
人間関係に疲れやすい人は、
人に優しくない人ではありません。
むしろ、その逆です。
相手の気持ちを考えられる人。
空気を読める人。
責任感が強い人。
「相手も大変だから。」
「断ったら悪いかな。」
「私がやれば丸く収まる。」
そんなふうに考えられる人ほど、
自分を後回しにしてしまいます。
そして、その優しさは、
いつしか自分にだけ
向けられなくなってしまうのです。
疲れていても休まない。
肩が痛くても我慢する。
頭痛があっても、
「いつものこと」とやり過ごす。
本当は助けてほしいのに、
「大丈夫」と笑う。
そうして何年も過ごしていると、
身体は力を抜くことを
忘れてしまいます。
私は施術をしながら、
いつも感じます。
身体は、
その人の生き方を覚えているのではないか、
と。
肩の硬さ。
呼吸の浅さ。
首や背中の緊張。
それは単なる筋肉の問題だけではなく、
「我慢してきた時間」
「自分を後回しにしてきた時間」
が
積み重なった結果
のように感じることがあります。
疲れていないときは、
人は驚くほど優しくなれます。
多少のことは笑って受け流せます。
相手の失敗にも寛容でいられます。
でも、
自分への我慢が限界を超えると、
心の余白がなくなります。
すると、
「どうしてできないの?」
「私はこんなに頑張っているのに。」
そんな気持ちが、
ふと心をよぎることがあります。
これは
特別な人だけに
起こることではありません。
誰にでも
起こりうることです。
どんなに優しい人でも、
心と身体の余白を失えば、
本来の優しさを発揮することは
難しくなります。
だから私は思うのです。
人間関係は、
誰かとの関係が壊れる前に、
自分との関係から
崩れ始めているのかもしれない。
自分の痛みを我慢する。
自分の疲れを後回しにする。
自分の気持ちに蓋をする。
そんな毎日を続けていると、
自分が何を感じているのかさえ、
わからなくなってしまいます。
だから私は、
まず身体から整えることを
大切にしています。
思考は、
すぐには変えられません。
でも、
身体は変えられます。
身体が緩むと、
呼吸が深くなります。
呼吸が深くなると、
心にも余白が生まれます。
すると、
「今日は休もう。」
「お願いしてみよう。」
「やってみたかったことを始めよう。」
そんな言葉が、
自然と出てくる方がたくさんいます。
私は、
その瞬間を何度も見てきました。
だからこそ確信しています。
身体を整えることは、
生き方を整えること。
人に優しくありたいなら、
まず自分に優しくなること。
自分を大切にすることは、
決してわがままではありません。
それは、
大切な人を
大切にし続けるために必要なことです。
今日も少しだけ、
自分の身体の声に
耳を傾けてあげてください。
そこに、
これからの生き方を変える
ヒントがあるかもしれません。
Salonゆう
住所:静岡県浜松市浜名区染地台1丁目43−29 レラハウスⅢ
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